岸和田だんじり図典
祭を支える心と技

勇壮に駆け抜ける姿で知られる岸和田の地車ですが、地車の魅力は、それに留まりません。社寺建築の工法を用いた建築の美、躍動感あふれる精緻な彫刻、そして、随所に、地車のモデルとなった和船の記憶が残っています。
地車は、大工と彫刻師、そして、施主となる自治会の三者が一体となって生み出される「町の宝」です。
「だんじり彫刻研究会」の総力を上げて、大工・彫刻師・施主という三つの視角から地車を徹底解剖し、祭を支える人々の心と技を活写。書籍という形態で伝えることができる限界に挑戦しました。圧倒的な情報量とビジュアルで、地車誕生の物語をお楽しみください。
緻密で明晰な解説で描かれる、走る民俗芸術〈フォークアート〉
―島村恭則(関西学院大学社会学部長・民俗学者)
日本のバロック建築といえる目もくらむほどの装飾性豊かな細工にうっとり
― 籔内佐斗司(彫刻家・東京藝術大学名誉教授)
地車:土生瀧町
大工:植山工務店
彫刻:賢申堂
編 著:森田 玲
写 真:平田雅路
監 修:だんじり彫刻研究会
発 行:だんじり彫刻研究会
出版年:2024/04
定 価:3,980円(税込)
頁 数:164頁